#12 BILL EVANS TRIO 「WITH SYMPHONY ORCHESTRA」
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そもそもクラシックよりなイメージのあるBILL EVANSだがこのアルバムはよりその印象が強い。しかし、それはあくまで全体的な印象である。一曲目の「GRANADAS」はピアノソロから静かに始まり、弦楽器、管楽器、打楽器と奥行きを深めてゆく。ストリングス特有の高ぶりがピークに達した時、一瞬の間が訪れたと同時にピアノ、ベース、ドラムが軽やかにスタートするのだ。その瞬間はプレイヤーの呼吸そのものを感じておもわず、くふぅーとため息がもれる。その後に続くメロディーは余韻に浸ろうとする私の気持ちを軽快なテンポでさらに盛り上げる。
後半はストリングスが再び加わりそのイメージを広げていく。この曲の陶酔はBILL EVANSがJAZZプレイヤーである事からだと私は思う。続く曲もゆったりとその世界感を感じることができる。
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by cafetrio | 2008-07-16 20:40 | 音楽
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